何かと物議を醸しているスタジアム

2020年の東京オリンピック・パラリンピックががかれることになっていますが、今物議を醸しているのが新国立競技場の費用問題です。

 

日本政府はじめ東京都も必死に誘致合戦を繰り広げ開催地を勝ち取り、さらに勢いづかせたいため予算を度外視した大盤振る舞いのスタジアム建設を巡って揺れています。

 

当初の見積もっていた費用が材料費の高騰など様々な要因でどんどんと膨らみあっという間に2500億近くに膨れ上がりました。

kokuritsu_stadium shinkokuritsu_new_stadium

出典:コトバンクHUFFPOST SOCIETY

かつて1964年に日本で初めて開催された東京オリンピックがありましたが、戦後日本の復興の象徴として開催され清々しい青空のもと成功に終わりました。

 

しかし、21世紀初の東京オリンピックは20世紀とは正反対の方向に進んでいるような気がして復興の象徴から衰退の象徴のように変化を感じてしまい時代は進んでいますが質の中身は逆行しているような気がしてならない。

 

完成してもいない段階から揉めに揉めていてはこの先の不安は拭いきれないでしょう。

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東京五輪の前に・・・

東京オリンピックの前にやってくるオリンピックイベント・・・・そう、まだあまり話題になっていないブラジル・リオデジャネイロオリンピックです。

 

ブラジルではリオデジャネイロ五輪に向け治安対策やインフラ整備など課題が多く開かれるか不安点が指摘されています。

 

南米初のオリンピックが開かれることもあり近年ブラジルではサッカーコンフェデ杯や14年FIFAワールドカップが開催されオリンピックに向けたブラジルの熱気はサンバのようにヒートアップしています。

 

リオデジャネイロオリンピックの開会式・閉会式が行われる予定のサッカー競技場であるマラカナンスタジアム(Estádio do Maracanã)ですが一時期改修作業が間に合わないと心配されていました。

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出典:サインワールド

しかし14年に行われたFIFAワールドカップまでに無事改修が完了。

 

マラカナンスタジアムは1950年に完成し半世紀経って改修に着手しました。

日本のオリンピックスタジアムと異なる点は既存の設備の改修だけで済み費用は低く抑えることができました。

 

その改修費用ですらブラジル国民にとっては生活を逼迫されるとあって軍隊が鎮静にのりだす程だから今の新国立競技場構想のように数千億かけて建替えとなればブラジルではどのような大惨事になっていたのか想像すらつきません。

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東京とリオのスタジアム比較

建設予定の新国立競技場とマラカナンスタジアムを比較してみました。

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出典:建設通信新聞ログ速

マラカナンスタジアムと比較してみると3つの違いがわかってきます。

ポイント1:収容人数がほぼ同じの割に作りなおすにしても日本は費用が桁違いです。

ポイント2:旧国立競技場を壊さずともブラジルのように改修すれば百億円台で済むことが十分考えられたのにおもてなし過ぎ暴走に!?

ポイント3:建築家も日本らしい建造物を見たくて日本人建築家を採用してほしいと思っていた人も多いはず。

ブラジルの工期遅れだった時、遠く離れた日本から心配や苦笑いしていたことが逆に苦笑いされる羽目に!?

コンパクト五輪と謳っていたあの公約とは裏腹にIOCや国民の思い描いていた方向から真逆に突き進みゴージャス五輪だったねと良くも悪くも語り継がれるかもしれません。

 

今世紀のオリンピックは本来の目的である世界各国から選ばれた選手たちの活躍のはずがいつの間にか選手そっちのけで開会式や閉会式関連のことにスポットが当たりがちになっている様です。

 

日本も選手育成や後々の維持費を一切考えず負けじとバラマキに似た2500億もの税金投入する話題のことばかりでオリンピックの本当の中身から少し離れつつあるような気がしてしまいます。

 

負のオリンピックとなることが濃厚になりつつあり、ブラジルのように改修だけでコストも手間も今より少なくて済むようには出来なかったのか?と殆どの方が憤っているに違いないでしょう。